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Mason WIKI

メイスンとなる方法

フリーメイスンリーでは会員(メンバー)の勧誘行為は一切行われない。

これは理念に基づき、勧誘は許されていない。例えロッジへ訪問したから入会を求められる事は絶対にない。抽象的な言葉を並べ立て曖昧な勧誘などは決して行われない。したがって、この団体への入会志望は全くの本人の自由意志のみよるもので、本人から入会希望を表明しなければならない。

メイスンになりたいと思う人はまず、信じられる友人にメイスンがいるか、またはロッジを訪問し、そこで知己を得たメンバーに頼んで、入会申請書の用紙を得る事から始まる。

メイスンになるには、ロッジへと何度も足を運ぶ事になるだろう。多くのメンバーと話を交わす事になる。そうして一歩が進められるのである。

マスターメイスン

メイスンとして一人前になる為の各段階が用意され、それら段階に宣誓や式の一部を暗記する口頭試験が設けられている。全ての試験を超えた先に一人前のマスターメイスンの道が開かれ、ロッジの運営に参画する権利を得ることが出来る。

また、これら段階/階級は上下関係を示すものではなく、各個人がどの段階まで口頭試験をクリアしているかを示すものである。


各段階は以下の通り:

1) 第一階級:Entered Apprentice 

2) 第二階級:Fellow Craft 

3) 第三階級:Master Mason 


ロッジとは

メイスンが集会を行う場、各地の拠点的な存在である。

2011年現在においては、全国に20?25の日本グランドロッジに属するロッジと外郭団体がある。

各ロッジはメイスンの理念と教義は同じだが、各々が独自に運営されている。国内に存在するロッジの大半は日本グランドロッジに属しているが、米軍基地内に存在する軍人ロッジには黒人系プリンスホール、フィリピン系ライジングサンなど友好関係にあっても直接的な関係にはないケースもある。また、神戸にはマサチューセッツ系もあり、日本国内には数多のロッジが存在しており正確な数は不明。


ロッジには会合を開く会場の他に、ラウンジとキッチンが付随しているケースが多い。会員同士の親睦を深める重要な場であると同時に、様々な図書や資料が用意されており会員が自由に閲覧、勉強できる環境が整えられている。


食事会

フリーメイスンリーにとって非常に重要な位置づけをされているのが、各ロッジで開かれる食事会。

記録にある限りでは、初期のメイスンリーの会合はロンドンのパブで開かれている。その為かメイスンにおいて食事会での飲食はかかせない行事である。大抵、会合の前後に食事会がその場で行われ会員同士の親睦と結束を深める。また、規則に則って酒精が提供される場合もある。

国立ロッジでは、基本的に会合前に食事会が開かれる。

また、毎年の行事としてロッジ運営の役員就任式後のバンケットは盛大に行われるケースが多い。各ロッジの会員が招待され、会員の招待があれば非会員の一般の方も式典から参加することが出来る。


Installation

ロッジ運営の役員就任式。任期は一年間。

マスターの階級に属する会員から選挙によって選出され運営の任につく。役員には役割に応じたエプロンとJewelが授けられ、その授与式がInstallationと呼ばれる。

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